【おすすめの映画】アラビアのロレンス

タイトル :アラビアのロレンス

 公開  :1962年

上演時間 :227分

 制作  :イギリス

おすすめ度:★★★★★

ジャンル :歴史、スぺクタトル、戦争

キーワード:ロレンス、砂漠、戦争、エジプト、イギリス、ラクダ

 

■概要

1900年代初頭に中東で起こったアラブ反乱を描いた物語。

反乱で輝かしい戦果を起こした英雄の話でありながら、

民主化の壁、人間の残忍さ、英雄の苦境を広大な砂漠を舞台に描いたスペクタクル作品。

主人公はトーマス・エドワード・ロレンス、

実際にアラブの反乱でアラビアを支援したイギリスの軍人がモデルです。

 

■あらすじ

主人公のロレンスは、上官の命令により、独立戦争を指揮するファサイルのもとへいき、イギリスに協調するよう交渉する任務を受けた。

そして、ベドウィンの案内でファサイルにあうため、砂漠への旅に出る。

灼熱の砂漠を何日もラクダにゆられ、案内人が殺されるなど、波乱に満ちた遠征の末、ファサイルのもとに到着する。

ファサイルとの会談の後、アラビア流の戦いで戦争を行うことを提案し、

自ら50人のアラビア人を率いて、アオバ攻略のため、砂漠越えを行う。

 

■感想:★★★★★

観てよかったと思える映画でした。

この映画はバランスがいい作品だと思います。

ロレンスがアラビア人を引き連れて、

戦果を上げる姿は、かっこいい英雄の物語にもみえます。

 

しかし、一つ一つのシーンはとてもリアルに描かれています。

敵に名のある将軍が出てきて、熱い戦いがあるわけではない。

大義で戦う人と欲のために戦う人がいて、

派手というより、効率的な戦い方が多い印象です。

 

かといって、残酷で目を伏せたくなるような悲観的な話でもない。

 

戦争がかっこいいもの、悪いものではなく、

いろいろ側面が見える映画でおすすめです。