【映画紹介】ロッキーシリーズ

タイトル :ロッキー(全6作)

 公開  :1976年(1作目)

上演時間 :117分(1作目)

 制作  :アメリカ

おすすめ度:★★★★★

ジャンル :ドラマ

キーワード:シルヴェスター・スタローン

 

■概要

シルヴェスター・スタローンが脚本、主演の両方を演じるボクシング映画。

全6作+クリードを通して、主人公、ロッキーの人生を描く。

毎作品に出てくる試合のシーンは圧巻、まさに、歴史に残る名作。

 

 

■あらすじ

フィラデルフィアに住む無名のボクサー・ロッキー。

その彼がある日、世界王者のアポロから指名を受け、ヘビー級タイトルマッチに挑むことになる。

愛するエイドリアンのため、過酷な訓練を始める。

 

■感想:★★★★

本物の試合をみているようで興奮しました。

毎回、勝てる見込みのない相手に立ち向かうロッキーの勇気と姿がかっこいい。

見ていて、勇気をもらえる作品です。

 

また、シリーズを通して、徐々に歳をとり、代わっていくロッキーも魅力の一つです。

とりあえず、面白い映画が見たい人に、おすすめです。

【おすすめの映画】アラビアのロレンス

タイトル :アラビアのロレンス

 公開  :1962年

上演時間 :227分

 制作  :イギリス

おすすめ度:★★★★★

ジャンル :歴史、スぺクタトル、戦争

キーワード:ロレンス、砂漠、戦争、エジプト、イギリス、ラクダ

 

■概要

1900年代初頭に中東で起こったアラブ反乱を描いた物語。

反乱で輝かしい戦果を起こした英雄の話でありながら、

民主化の壁、人間の残忍さ、英雄の苦境を広大な砂漠を舞台に描いたスペクタクル作品。

主人公はトーマス・エドワード・ロレンス、

実際にアラブの反乱でアラビアを支援したイギリスの軍人がモデルです。

 

■あらすじ

主人公のロレンスは、上官の命令により、独立戦争を指揮するファサイルのもとへいき、イギリスに協調するよう交渉する任務を受けた。

そして、ベドウィンの案内でファサイルにあうため、砂漠への旅に出る。

灼熱の砂漠を何日もラクダにゆられ、案内人が殺されるなど、波乱に満ちた遠征の末、ファサイルのもとに到着する。

ファサイルとの会談の後、アラビア流の戦いで戦争を行うことを提案し、

自ら50人のアラビア人を率いて、アオバ攻略のため、砂漠越えを行う。

 

■感想:★★★★★

観てよかったと思える映画でした。

この映画はバランスがいい作品だと思います。

ロレンスがアラビア人を引き連れて、

戦果を上げる姿は、かっこいい英雄の物語にもみえます。

 

しかし、一つ一つのシーンはとてもリアルに描かれています。

敵に名のある将軍が出てきて、熱い戦いがあるわけではない。

大義で戦う人と欲のために戦う人がいて、

派手というより、効率的な戦い方が多い印象です。

 

かといって、残酷で目を伏せたくなるような悲観的な話でもない。

 

戦争がかっこいいもの、悪いものではなく、

いろいろ側面が見える映画でおすすめです。

【映画紹介】ワルキューレ

タイトル :ワルキューレ

 公開  :2008年

上演時間 :120分

 制作  :ドイツ

おすすめ度:★★★★

ジャンル :歴史、戦争

キーワード:トムクルーズシュタウフェンベルクナチス

 

■概要

 

1944年、第2次世界大戦、ヒトラーの率いるナチスドイツがヨーロッパの大半を制圧、

ユダヤ人を迫害し、圧政を敷いていた。

非人道的な統治を行うヒトラーに対して、軍部では、幾度となく、クーデータ、暗殺が繰り返し、計画され、失敗に終わっていた。

この映画では、最後のクーデーターと言われる7月20日事件を描く。

 

■あらすじ

トムクールズ率いるシュタウフェンベルクは、クーデーターを計画する組織に参加し、軍部内で根回しをしていく。

クーデータの計画がゲシュタポの耳に入れば、拷問か死刑か、失敗すれば、確実に死刑になる陸軍。

絶対に見つかってはならない、命がけの計画が動き始める。

 

■感想:★★★★

とにかく、トムクルーズがかっこいい。

 

また、考えさせられる映画でした。

ナチスは国民に支持されていたし、当時のヨーロッパで最強の軍事力を誇っていました。

第1次世界大戦で敗北したを経験したドイツ国民は、強いドイツが帰ってきて、ナチス万歳、そんな雰囲気だったのではないでしょうか。

しかし、ナチスの政治は許されるものではなく、ヨーロッパ各地からユダヤ人を集め、100万人単位の大量虐殺を行い、他の民族を迫害してきました。

 

いくら非人道的といっても、家族もいるし、逆らえば殺される。

その時代に、立ち上がる動機はなんだったのか、そのあたりの考え方も見どころだと思います。

 

当時のヨーロッパの惨状を知りたい方は、戦場のピアニストもおすすめです。

ホロコーストを生き残ったピアニスト、シュピルマンの経験を映画化したものです。